現在アニメ放送中の「アストロノオト」。
絵が綺麗で話の内容も気になっていたので、今回、あらすじや評判が気になっている方のために感想をまとめてみました。
あらすじ
「俺に、あなたの朝ごはんをつくらせてください!」
「アストロノオト」公式サイトより引用
朝食付きのアパート”あすトろ荘”を舞台にした料理人と大家さんの甘くもほろ苦い恋愛物語。
宮坂拓己は自分が作った朝食で、可愛すぎる大家さん・豪徳寺ミラのハートを射抜くことができるのか!?
……ただ、そんな恋路だけだと思っていたら大間違い。
二人の間には、ひと癖もふた癖もある住人たちが登場!
遥か彼方からやってきた宇宙人や謎のスパイロボットまで現れ、
日常ではありえない不可思議な現象が巻き起こり、物語は壮大なミステリーへと飛躍する!!
地球、いや宇宙の行方を担う〈鍵〉の謎とは? 2人の恋の結末は??
「アストロノオト」の筆者感想
第1話
事前にヒロインが宇宙人であり、この宇宙人が大家を務めるアパートに、料理人である主人公が引っ越してくるところから話が始まるという流れを知ってから視聴を開始しました。
コンセプトはSFアパートラブコメらしいのですが、アパートラブコメといえば高橋先生の「めぞん一刻」が連想されますね。それのSF版といったところでしょうか。
先代のオーナー兼料理人?が亡くなってしまい、朝食付きをうたうこの「あすトろ」荘で料理の腕が絶望的な「ミラ」の料理に悩まされていた住民たちでしたが、料理人として主人公「宮坂拓己」が入居することが決まり、ようやくまともな朝食にありつけるようになる。
この住民たちもかなりの曲者ぞろいで面白い。特にテルルンは普段のキャラと地下アイドルとしての「テルルン」にギャップがありすぎる。あと無職の富裕はどうやって生活しているのか。
絵も綺麗だし、ヒロインの「ミラ」さんが可愛いです。宇宙人だから一般常識を何も知らず、スマホも持っていない始末。拓己が過去の話を振ろうとするとごまかすような素振りをみせていました。
しかし、アパート「あすトろ」荘の住民は誰も「ミラ」が宇宙人であることは知らず、途中、「ミラ」が飼っている犬「ナオスケ」と「ミラ」が何やら密談をしており、「ミラ」がミボー星から来たミボー人であることを拓己は盗み聞いてしまい、「未亡人」であると勘違いしていまう。おそらくこれだけのための星の名称設定だと思う。
第2話に期待。
第2話
第1話のなおすけとミラの話では、あすトろ荘のどこかに隠されているという鍵を探し出し、それによってミボー星を救うことが彼らの地球にきた理由らしい。冒頭、「めろん一玉」というポスターが映るシーンがあり、「めぞん一刻」のパロディであることに自覚はあるらしい。
鍵探しの途中であすトろ荘の住人、「山下正吉」に先代の「下高井戸太助」の話を聞く。正吉と太助は半世紀の付き合いだったらしく、長年に渡り大家をしていた太助は実はミボー人なのではないかとミラは疑い始める。
あすトろ荘に植えてある梅の木と一緒に映る太助の写真を見てミラは、鍵の手がかりは梅にあるのではないかと思い、拓己と一緒に梅酒が保管してある倉庫へ。
一方そのころ、何やら怪しげなロボットのような鳥があすトろ荘へお掃除ロボットに扮して侵入する。それを見つけた富裕の息子である蓮がいじくりまわしていたところ、大きく発光しあすトろ荘が停電していまい、拓己とミラは倉庫に閉じ込めらる。なおすけは「ご主人」が来たと倉庫の中のミラに報告。
このご主人というは、「ゴシュ人」でありまたもや紛らわしい名前の星が登場する。どうやらミボー人の敵らしい。
最後にミラの婚約者を名乗る「ショーイン・ジンジャー」なるものが現れ、拓己は嫉妬に怒り狂う。
あと酔っぱらったミラさん可愛い。
第3話
カギを探しているミラを手伝いに来たというショーイン。住人に問いただされたミラが適当に答えた結果、ショーインは自然エネルギーを扱う会社の経営者でイギリス人という設定になってしまい、拓己もその情報を鵜呑みにしてしまいさらに嫉妬心が増していった。
ある日、富裕の息子、蓮が何やら浮かない顔をしてあすトろ荘に帰り、なおすけも心配する。
「お前はいいよな、犬のフリしてればいいだから」。どうやら第2話での「ゴシュ人」との攻防の一部を見られてしまい、ただの犬ではないことが蓮にはバレてしまっているらしい。
そんな蓮の浮かない顔の理由は「遠足」だった。母親はおらず、父親の富裕もろくに弁当が作れない。弁当がいるときは決まってコンビニのおにぎりを食べていたという。
「なんだそんなことか」と拓己が自分がお弁当を作ることを提案し、遠足当日、拓己は約束通り弁当を作る。
しかし、その弁当が何者かに盗まれてしまう。第2話から朝食が盗まれていたりと不可思議なことが起こっており、えん罪を着せられているなおすけは監視カメラで犯人を突き止めることに。
もう一度弁当を作り、なんとか昼までに届けることを約束し蓮を遠足で送り出した拓己とミラ。
道中で「ゴシュ人」との攻防戦が繰り広げられるも、なんとか無事弁当を届けることに成功。
蓮にはどうやら気になる女の子がいるようで、、、
蓮の恋の行方にも注目!
第4話
ナオスケが仕掛けた監視カメラには「幽霊」のようなものが映りこんでいた。朝食や弁当をたびたび盗む犯人の正体をつきとめるべく、拓己はある作戦によって犯人を罠に掛けることに。
その作戦とは、並々のスープカレーを作っておくことによって、熱さや並々カレーの持っていきづらさでしどろもどろになったところを捕まえるというもの。しかし少し目を離したすきにまたスープカレーはなくなっていた。
嫌がるナオスケの嗅覚を頼りにあすトろ荘を探していると、倉庫の奥の壁に隠し階段を発見した。その先にあったのは先代が改造した7号室であり、そこにはなんと「上町葵」という髪の長い女の子が住んでいた。
犯人の正体はこの葵であり、葵のことを唯一知っていた正吉いわく、先代の太助が連れてきた女の子だという。葵自身も、自分の存在が知られていないとは思っておらず、朝食や弁当も自分のために作られたものだと思っていたという。
7号室に住人がいることを知ったみんなは、葵の歓迎?会を拓己の部屋で開くこととし、葵を誘うも応答がなかった。みんなが酒に酔いつぶれた頃、静かに拓己の部屋に入り、拓己がホテルの料理人時代にコンクールで最優秀賞を受賞した時の写真を見つける。そこには葵らしき人物も写っていた。
拓己と葵は昔からの知り合いだったようだったが、葵は髪が顔全体を覆っており拓己は気づいていない様子だった。
一方ミラの方は、ショーインと一緒に太助に関する手掛かりを模索中。太助の弁護士に話を聞くこととなり、「あること」をきっかけに太助がミボー人であったという疑いがより強まっていく。
次々と新たな展開が出てきて面白かったです。第5話ではまた新たな真実が明らかとなるのでしょうか。
第5話
朝ごはんの味がいつもと違うことに気づいた住人達。庭でイカを干しまくっている拓己に気づきどうかしてしまったのではないかと住人達は心配になります。
前回の話で話の長いおばちゃんからミラとショーインが「ある建物」に入っているところ見たと聞かされた拓己は、自分の目でそれを確かめようとしたところ、その話のとおり、ミラとショーインが2人で「ラブホ」に入っていくところを目撃してしまったのだ。
一方で、あすトろ荘でもう一つの事件が起きる。蓮が照子が風呂に入っている隙に下着泥棒を働こうとしていたと照子は言う。しかし、蓮が本当に興味があったのはブラジャーではなくスカートの方。実は蓮は、女の子がいつも履いているスカートに興味があり、遠足の時も女の子に見とれていたわけではなく、スカートを見ていたのです。
まんまと騙されましたね~。恋に悩んでいたわけじゃなかったのね。
しかしまだ、拓己の恋の悩みは解決していません。髪を切って印象が変わった葵と道端で会い、道の向こうに話の長いおばちゃんを見つけた拓己は葵を連れて逃げると、たどり着いたのは例のラブホでした。
そこからちょうどミラとショーインが現れ、4人であすトろ荘へ帰宅することに。実はラブホと思っていたあの建物は、ショーインの家でした。ラブホではなかったことに安堵する拓己でしたが、部屋に2人でいたという事実は変わらないためまだ拓己の中のもやもやが晴れることはありません。
そしてこの回で、ミラにもある変化が。拓己がミラとショーインの関係を気にする一方で、ミラの方も、葵ちゃんと2人で何をしていたんだろうと拓己のことを気にしている様子。
視聴者としてこの展開は嬉しいですね。さらなる恋の発展に期待です。
第6話
この回でついに、ミラのあの秘密が拓己にバレてしまいます。
心がどうしても晴れない拓己は、直接ミラの部屋を訪ね、ミラは未亡人なのかということを問います。
しかし、ミラとナオスケはミボー星にいるミラの母からのビデオメッセージを聞こうとしているところでした。
母が打ち明けた過去の話によって、自分が先代である太助の娘であることを知るミラ。
しかし母の話の途中で「ゴシュ人」があすトろ荘へ放ったイカが、母のビデオレターを奪い去ってしまいます。
ちょうどそこへショーインも現れ、みんなでイカの捜索へ。
それにしてもなぜミラの母はターミネーターのようにカレーの中へ沈んでいったのか。笑
なんとかイカからビデオを取り戻し部屋に戻ると、呆然とした拓己がいました。
犬が喋って、ミラはミボー星から来たミボー人で、、、これらの事実を目の当たりにした拓己は余計におかしくなってしまい、挙句の果てに今度はタコを大量に干し始めます。
何より拓己がショックを受けていたのはショーインもミボー人であるということ。いずれは地球人の自分ではなくミボー人であるショーインとミラが良い感じなるのではないかと危惧したのでしょうか?
ミラと拓己が恋仲になるのを避けたいナオスケは、葵を上手く誘導して拓己との距離を近づけさせよう必死です。
葵ちゃん、切ない!
第7話
ナオスケのけしかけにより町内会主催の「昆虫祭り」デートをすることになった葵と拓己。
実は葵と拓己は、以前ホテルで一緒に働いており、1度話した程度であったため、拓己はその時のことをすっかり忘れていた。
しかし葵は、居場所のなかった自分に話しかけてくれ、好きなラジオの話など他愛の無い話をしてくれた拓己に思いを寄せる。実はこのとき食べたエスカルゴがきっかけで昆虫食にも興味を持った葵。
必死に思いだしてもらおうといろいろ手を尽くしますが・・・。
一方ミラとショーインは、正吉に「昆虫祭り」の話を聞き、2人も昆虫祭りへ行くことに。
正吉はワンコハチノコの主催で祭りに参加していたり、テルルンがライブをしていたり、そこに若林親子も応援に来ていたり、結局あすトろ荘の住人が全員集合することとなった昆虫祭り。
ミラと拓己がタッグを組み、見事ワンコハチノコで優勝。2人の仲も修復されたみたいですが、
結局葵ちゃんは自分のことを思い出してもらうことは出来ず。
葵ちゃん、切ない!
第8話
今回はゴシュ人のスパイであるイカとの攻防戦がメインの回でした。見どころは以下の通りです。
・正吉、ナオスケの散歩の目的は?
・詰め放題最強のミラ
・葵に勝手にニックネームをつけられたナオスケ
・蓮に怪しまれ身動きが取れないナオスケ
・取り憑かれた葵からイカを取り出す方法
ゴシュ人がずーっと家にいて中々話が進展しない・・・。
ミラさんとの関係性がずっと平行線で、葵ちゃんがヒロインみたいになってる気がしますね。そっちが進展してくれてもいいんだけど。
新たに明らかになった事実と言えば、ナオスケの種族は代々王族のボディーガードとして一生を添い遂げなければならず、人間よりも寿命の長いナオスケの種族は主人が死んだあとも一人で生きていかなければならない、ということ。
それは寂しいことだと拓己に言われて初めてそのことについて考えるミラ。どういった心境だったのでしょうか。
今回はショーインの登場はなく、総じてナオスケが活躍する回だったと言えますね。
今後も感想を更新していこうと思います。
第9話
葵ちゃんの恋に一つの終止符が打たれた回でした。
それにしても拓己は結構男気がありますね。自分のことを好きになってくれた女の子に、自分から好きな人(ミラ)が別にいると打ち明ける勇気は見習いたい。
でも、やっと自分のことを思い出してくれたことの方が、フラれた悲しみの何倍も嬉しそうな感じでしたね。
そして今回は富裕と蓮の親子関係に焦点が当たっていました。血のつながりがないという事実は、普段はかなり仲の良い親子に見えるだけに驚きました。富裕の人間性をより好きになった回でした(声も好き)。
ショーインが本格的に動き始めましたが、ミラさんはミボー星の王妃というよりはすっかり「あすトろ荘」の大家が板に付いちゃってますね。これにはショーインも呆れている様子。
ただ、もう少し拓己とミラの絡みが見たいところではあります。
葵ちゃんの新しい恋の行方にも注目です!
アニメ「アストロノオト」の配信状況
現在テレビ放送中の「アストロノオト」ですが、どの配信サービスで見逃し配信がされているか調べたところ、以下のサブスクで配信されていることが分かりました。
- ABEMA TV
- U‐NEXT
- アニメ放題
- DMM TV
- Amazon prime video
- Lemino
- J:COM STREAM
- TELASA
- hulu
- FOD
- dアニメストア
などで配信中でした。特に筆者のオススメは
・dアニメストア
・ABEMA TV
です。
dアニメストアでは、他の配信サービスよりいち早く配信されているようです。他の配信サービスが次の週の月曜日であるのに対し、dアニメストアは放送週の金曜日にはすでに配信されています。
また、ABEMA TVでは現在、有料会員でなくても1話から6話まで無料配信されています。現在8話までテレビ放送中ですので、すぐに8話も配信されることと思います。
ぜひ、この機会に見てみてください。また、Xもやっておりますので感想お聞かせください。
アニメ「アストロノオト」の主題歌は?
1.OPテーマ「ホホエミノオト」
オープニングテーマである「ホホエミノオト」を歌っているのは「降幡愛」さんです。
降幡さんは「ラブライブ!サンシャイン‼」で声優デビューしており、現在はソロアーティストとして音楽活動もされています。
また、本作でも「テルルン」こと「松原照子」役を演じられており、テルルンが歌う「びゅあびゅあラブリー右フック」は普段の照子からは想像できないくらい可愛らしい楽曲となっています。
2.EDテーマ「ココロのカギ」
エンディングテーマである「ココロのカギ」を歌っているのは、本作でミラを演じている「内田真礼」さんと拓己を演じている「斉藤壮馬」さんでした。
2人の掛け合いがとても好きです!
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