【リゼロ】アニメ3期はどこまで描かれる？原作ラノベとの対応を解説！

「Re:ゼロから始める異世界生活」（リゼロ）のアニメ3期制作が発表され、現在は3期の前半クールが終了し、2025年2月よりいよいよ後半クール【反撃篇】が始まります。

これまでの1期・2期では、スバルが異世界で「死に戻り」の能力を駆使し、絶望的な状況を乗り越える壮大な物語が描かれてきました。

では、アニメ3期ではどこまで描かれるのでしょうか？

本記事では、アニメ1期・2期の内容を振り返りながら、3期で描かれる範囲を原作小説との対応から予想します。

また、3期で期待されるストーリーの見どころや、続編である4期の可能性についても解説します。

3期後半へ向けて物語をおさらいできる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください！

リゼロのアニメ3期はどこまで放送された？

アニメ3期は「水門都市プリステラ」篇が描かれる

「Re:ゼロから始める異世界生活」のアニメ3期では、2024年11月時点で、原作の第5章「水門都市プリステラ」編の通称「襲撃篇」までが地上波放送されています。

この章は、原作ラノベの16巻から20巻にあたり、スバルたちが新たな舞台である水門都市プリステラを訪れるところから始まります。

そして、今現在でアニメ化されているのは18巻の途中までなので、もしアニメの続きから原作を読みたいのであれば、18巻から読むことでその後の展開をいち早く知ることができます。

また、3期全体では「水門都市プリステラ」篇の完結までが描かれると予想されるため、それ以降の話を読みたい方は21巻から読むことをおすすめします。

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リゼロのアニメ3期の最後のエピソードは「いつか好きになる人」というタイトルで、スバルとラインハルトがエミリアを救いに、レグルスとエミリアの結婚式に乗り込んだところで終了します。

原作ラノベでも同タイトルが18巻の最後の章となっており、これは小説の終盤の方になりますが、飛ばして19巻から読んでもあまり理解に影響はないと思います。

しかしそれでも、若干の空白は生まれてしまいますので、やはりちゃんと内容を理解したい方は18巻から読みましょう。

リゼロってどんな作品？あらすじや魅力を簡単に紹介

リゼロの簡単な作品情報とあらすじ

「Re:ゼロから始める異世界生活3」の作品情報
原作	長月達平
監督	篠原正寛
脚本／シリーズ構成	横谷昌宏
アニメーション制作	WHITE FOX
製作	Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会
キャスト （キャラ／声優）	ナツキ・スバル：小林裕介 エミリア：高橋李依 ベアトリス：新井里美 ガーフィール・ティンゼル：岡本信彦 オットー・スーウェン：天﨑滉平 フェルト：赤﨑千夏 ラインハルト・ヴァン・アストレア：中村悠一 クルシュ・カルステン：井口裕香 フェリス：堀江由衣 ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア：堀内賢雄 アナスタシア・ホーシン：植田佳奈 ユリウス・ユークリウス：江口拓也 プリシラ・バーリエル：田村ゆかり アル：関 智一 リリアナ・マスカレード：山根 綺 ヨシュア・ユークリウス：石毛翔弥 シリウス・ロマネコンティ：安済知佳 レグルス・コルニアス：石田 彰 ライ・バテンカイトス：河西健吾 カペラ・エメラダ・ルグニカ：悠木 碧
公式サイト	TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト

現代日本で平凡な生活を送っていたナツキ・スバルは、ある日突然異世界に召喚されます。

異世界では何の力も持たないスバルですが、「死に戻り」という特殊な能力を得ます。この能力により、スバルは自身が死ぬと、一定の時間まで戻ることができます。

異世界で出会ったハーフエルフの少女エミリアの、他者に対して無償の愛を向ける純粋な性格に惹かれたスバルは、彼女の助けになりたいと奮闘します。

しかし、異世界には恐ろしい魔物や悪意を持った人々が潜んでおり、スバルは何度も絶望的な状況に追い込まれます。それでも、スバルは死に戻りを繰り返しながら仲間と協力し、未来を切り開こうと挑戦し続けるのです。

異世界転生×「死に戻り」の斬新な設定

リゼロの最大の特徴は、主人公ナツキ・スバルが持つ「死に戻り」という能力です。

この能力は、スバルが死ぬたびに一定の時間まで戻るというもので、スバルがその経験を活かして困難を乗り越える物語が展開されます。

ただ、いい捉え方をすれば「失敗をやり直せる」ということですが、逆に言うと、「何度も死の苦しみを味わう」ことになるということです。

この「死に戻り」がストーリー展開の軸となっていますが、主人公スバルがこの功罪合わせ持つ能力を駆使して、どのように困難を乗り越えていくのかが見どころの作品となっています。

主人公がただただ悲惨⁉見ていて辛くなることも・・・

「死に戻り」の能力は便利なように見えますが、スバルが毎回死ぬたびに感じる痛みや恐怖、失敗の記憶は消えることがありません。

そのため、物語ではスバルが精神的に追い詰められる描写がどの作品よりも圧倒的に多く見られます。

仲間を救えなかった無力感や、自分を信じてもらえない苦しみを背負いながらも、スバルは何度も立ち上がります。

このスバルの絶望的な状況をいかにして覆すのかというところも見どころの一つとなっていますので、視聴者は思わず感情移入し、より作品にのめり込んでしまうのだと思います。

主人公以外のキャラも魅力的すぎる！これが人気の秘訣⁉

主人公スバルの人間性やその成長過程も見どころの一つですが、そんなスバルを支えてくれる周囲のキャラクターたちも魅力的で、それぞれが多くのファンを持つほどの人気を誇っています。

無償の愛と子供のような素直さ、そして孤独と向き合う強さを持つエミリア。

毒舌だけど愛情深く、スバルを信頼して知能面でサポートしてくれるラム。

戦闘力が高く、献身的な愛情でスバルを支えるレム。

2期でようやくスバルと打ち解け、スバルのパートナーとなったベアトリス。

語りだすとキリがないほど魅力的なキャラクターが「リゼロ」には登場します。

ぜひ【推しキャラ】を見つけてみてください。ちなみに筆者の推しはベアトリスです。

アニメだけだと内容が難しすぎるかも？

リゼロのアニメの難点としては、少し内容が理解しづらいところにあります。

アニメはやはり【クール】が決まっており、時間の制限がありますので、どうしても原作からカットしなければならない部分が出てきます。

そうした理由から、説明不足によって視聴者を置き去りにしてしまうことも多々あります。

特に2期は、それぞれのキャラの行動にどういう目的があるのか読み取るのが難しい場面も多くあったように感じます。

そういった意味でも、ラノベを読むことで分かる部分もあるため、リゼロを深く理解したい方はぜひラノベを手に取ってみてください。

リゼロ3期のアニメの内容はどこまで？これまでの話をおさらい！

どこまでアニメ化されてる？具体的な巻数と内容

「Re:ゼロから始める異世界生活」（リゼロ）のアニメは、これまでに第3期の前半クールまで放送されており、原作小説の第1章から第5章までが描かれています。

それぞれが、物語の重要なエピソードをカバーしており、緊張感と感動が詰まった内容です。

具体的な巻数と内容を詳しく解説していきます。

アニメ第1期：原作小説1巻～9巻（第1章～第3章）

アニメ第1期では、原作小説の1巻から9巻が描かれています。

エルザとの戦いにひとまずは勝利し、いったんはロズワール邸で雇われることとなったものの、何度も繰り返される謎の死を解明すべく奮闘します。

また、エミリアが王選に参加したことでロズワール邸が襲撃に遭い、その過程で白鯨の討伐にも挑みます。

1期ではエルザや白鯨、魔女教など、あらゆる強敵との壮絶な戦いが繰り広げられ、その過程で何度も絶望しながらも活路を切り開こうとするスバルの粘り強さに感動を覚えました。

魔女教襲撃の際には、エミリアを失ったパックの暴走やロズワールの謎の不在など、気になる点はいくつかありましたが、2期に比べると比較的分かりやすい内容だったかと思います。

アニメ第2期：原作小説10巻～15巻（第4章「聖域編」）

続くアニメ第2期では、原作10巻から15巻に相当する第4章「聖域編」が描かれています。

この章では、スバルとエミリアが「聖域」と呼ばれる閉ざされた場所を訪れ、その解放を目指します。

エキドナをはじめとする魔女たちとの対話や、聖域の守護者であるガーフィールとの対立、そしてエミリアが自身の過去と向き合う場面など、キャラクターの深い心理描写と成長が印象的なエピソードとなっています。

この章で最も重要なのがロズワールの動きです。エミリア陣営であるにもかかわらず、スバルに敵対するような行動を取るのはいったいなぜなのか。

ぜひ作品で確かめてみてください。

以下の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

アニメ3期前半クール（原作小説16巻～18巻（第5章「水門都市プリステラ編」）

放送が終了したばかりの3期「襲撃篇」では、アナスタシアの依頼により水門都市プリステラを訪れたスバルたちと、福音書の導きにより街を襲撃しに来た魔女教徒との戦いが描かれます。

強欲担当のレグルスや、憤怒担当のシリウスの圧倒的な権能により多くの負傷者を出してしまい、絶望的な状況に追い込まれてしまうスバルたち。

しかし、スバルの演説により鼓舞された仲間たちとともに、魔女教撃退の計画を立て、2025年2月に放送予定の【反撃篇】へと続きます。

原作漫画は完結してる？最新巻は何巻？

原作小説の最新巻と進行状況

「Re:ゼロから始める異世界生活」（リゼロ）の原作漫画は、現在も連載中で完全には完結していません。

2025年1月時点では39巻まで刊行されています。この中で、第1章から第8章までが描かれており、現在も物語は進行中です。

漫画版の最新巻と進行状況

漫画版は、原作小説を基に各章ごとにシリーズが制作されています。

例えば、第1章「王都編」や第4章「聖域編」などがそれぞれ独立したタイトルとして刊行されています。以下は、各シリーズの進行状況の一部です

・第1章「王都編」：完結済み
・第1章「王都編」：完結済み
・第3章「大罪司教編」：完結済み
・第4章「聖域編」：現在進行中
・第5章「聖域編」：現在進行中

特に、第4章以降のエピソードは物語がより複雑でボリュームが多いため、漫画版も連載が続いている状況です。

今後の展開

原作小説が進行中であるため、漫画版も小説に追随する形で物語が描かれることが予想されます。

原作小説は第8章に突入しており、この先の展開にも注目です。

アニメ3期はどこまでアニメ化される？4期の可能性は？

アニメ3期で描かれる範囲

アニメ3期は前半の【襲撃篇】8話と後半の【反撃篇】の8話で計16話で構成されることが決まっています。

そのため残り8話で一応の完結まで描き切るとするのであれば、第5章の「水門都市プリステラ」篇の完結までが描かれると予想されます。

プリステラ篇が中途半端に終わることも考えにくいですし、かといって次章の「プレアデス監視塔篇」まで突入するまでのエピソード数は残されていないと推測します。

アニメ4期の可能性

アニメ3期で第5章が描かれるとすれば、原作第6章以降は次回以降に持ち越されることになります。

原作のストーリーは現在も続いており、第6章「プレアデス監視塔篇」や第7章など、アニメ化に十分な内容が既に存在しています。

原作の豊富なエピソードや、リゼロの国内外での人気を考えると、アニメ4期の制作は非常に現実的だと思います。

絶大な人気を誇る作品であるからこそ、続編の制作はファンはもちろん、制作側の利益も十分予想されるため、可能性はかなり高いと言えます。

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まとめ

「Re:ゼロから始める異世界生活」のアニメ3期は、原作小説第5章「水門都市プリステラ編」の完結まで描かれると予想されます。

アニメ1期・2期と同様に、壮大なストーリーと緊張感のある展開が視聴者を引き込むことは間違いありません。

大罪司教との激しい戦い、新たなキャラクターとの出会い、そしてスバルたちのさらなる成長が見どころです。

また、原作小説のストックは十分にあり、第3期の成功が4期やその先の展開にもつながる可能性があります。今後の続報に注目しつつ、アニメ3期の放送を楽しみに待ちましょう。

さらに深く物語を知りたい方は、原作小説で先の展開を読むのもおすすめです！