【呪術廻戦】おすすめの見る順番を解説！劇場版０はどのタイミング？

週刊少年ジャンプ連載の人気バトルアニメ『呪術廻戦』。
複雑な時系列や劇場版の存在により、視聴の順番に迷う人も少なくありません。

物語は、人間の負の感情から生まれる「呪霊」と、それに対抗する「呪術師」たちの戦いを描いており、主人公・虎杖悠仁が仲間と共に成長しながら、壮絶な運命に立ち向かっていく姿が魅力です。

特に、時系列をさかのぼるように挿入された前日譚や劇場版『呪術廻戦0』の視聴タイミングについては、初見の方が悩みやすいポイントといえます。

この記事では、「呪術廻戦」を初めて見る方にもわかりやすく、公開順・時系列順それぞれの視聴順や、劇場版をいつ見るべきかを詳しく解説します。これから見る方も、もう一度見返したい方もぜひ参考にしてください。

【呪術廻戦】おすすめの見る順番は？理由も合わせて解説

呪術廻戦はどの順番で見ればいい？

一番オススメなのは、公開順での視聴です。

呪術廻戦の物語は、時系列が前後する構成になっているため、時系列順で見た方が分かりやすいと思う方もいるかもしれません。ただし、制作側が想定した演出や伏線の回収を楽しむためには、公開された順に視聴することが最適です。

例えば、1期では乙骨と同じ学年の生徒や伏黒が乙骨の話をします。しかし、その時点ではまだ乙骨は登場せず、初登場は劇場版の【０】からです。

そのため、どんな人物なんだろうと視聴者の想像が掻き立てられ、劇場版で初めて乙骨が登場することにより、伏線が回収され、より作品を楽しむことができるでしょう。

以下に、公開順での視聴リストをまとめます。

公開年	タイトル	話数	原作コミック
2020年	『呪術廻戦』（第1期）	24話	1～8巻
2021年	劇場版 『呪術廻戦0』	104分	0巻
2023年	『呪術廻戦』（第2期）	23話	8～16巻
2025年	劇場版 『呪術廻戦（懐玉・玉折総集編）』	公開予定	ｰ
ｰ	『呪術廻戦』（第3期）	放送予定	16巻以降
ｰ	『呪術廻戦』（第4期）	未定

上記の公開順に視聴すれば、キャラクターの変化や成長を自然な流れで楽しめますし、制作陣が意図した展開や伏線回収も楽しめます。

時系列がおかしい？時系列順に並べ替えてみた

呪術廻戦は、物語が時系列順ではなく、過去と現在が交錯する構成になっています。

そのため、何も考えずに見ていると、時系列の変化についていけず離脱の原因になってしまうかもしれません。

これは原作者や制作側の演出意図によるもので、視聴者に意外性や伏線の妙を楽しんでもらうためのものです。

ただ、キャラクターの背景や出来事の前後関係を明確に把握したい方にとっては、時系列順に並べ替えて見ると理解が深まるでしょう。

以下に時系列順の一覧を示します。

時系列順	タイトル	話数
1	呪術廻戦 2期：懐玉・玉折	29話まで
2	劇場版 『呪術廻戦0』	ｰ
3	呪術廻戦 1期	23話まで
4	呪術廻戦 2期：渋谷事変	47話まで
ｰ	呪術廻戦 3期：死滅回遊	放送予定

こうして並べると、五条や夏油の若い頃の関係性、乙骨の過去、そして虎杖たちの物語がどう繋がっていくのかが見えてきます。

劇場版０はいつのタイミングで見ればいい？

劇場版『呪術廻戦0』は、基本的に1期と2期の間に見るのが最もスムーズです。

その理由は、本作が呪術廻戦1期の1年前を描いたストーリーであり、乙骨憂太を主人公とした前日譚にあたるからです。

時系列的には”懐玉・玉折”より後、1期の前の物語となります。ですが、視聴順としては1期を終えた後に映画を見ることで、世界観やキャラ同士の関係をより深く理解できます。

乙骨のキャラ背景や、2年生キャラの活躍を補完する作品なので、2期に進む前に視聴しておくと理解度が上がります。

アニメの続きは何巻から？

呪術廻戦のアニメ2期（渋谷事変）を見終えた後、続きを漫画で読みたい場合は、原作16巻から読み始めることをオススメします。

渋谷事変編は原作の10巻から16巻までをカバーしており、その後は”死滅回遊編”に突入します。

アニメの何話が原作のどの巻数にあたるのかは先ほど示した公開順の表で確認できます。

死滅回遊編では新キャラも多数登場し、物語のスケールが一気に広がります。

また、多くのファンが待ち望んでいた「乙骨憂太」の再登場にも期待が高まりますね。

最終話では虎杖の死刑執行役として任命されていた乙骨でしたが、彼は果たして敵かそれとも味方か。

今後の展開が気になる方はぜひ原作でチェックしてみてください。

オススメの順番は公開順！理由を解説

まず公開順で見るべき理由は、作品がその順番で作られているため、最も自然な流れで視聴できるからです。

時系列が前後していたとしても、公開順ならば演出意図をそのまま楽しめます。

例えば、1期では乙骨の存在は匂わせ程度に留まっており、その後に劇場版で彼の過去を知ることで、「あのキャラはそういう背景だったのか」と理解が深まります。

このように、制作側の意図を最大限に楽しむには、公開順が最もおすすめです。

違和感なく理解を深めたい方は、まずはこの順番で視聴しましょう。

呪術廻戦のアニメはどこで見るのがオススメ？

「呪術廻戦」のアニメは、複数の動画配信サービスで視聴可能です。

中でも、おすすめはDMM TVです。

DMM TVでは、アニメ「呪術廻戦」のシリーズを全て見放題で配信しています。

新規登録者には14日間の無料トライアル期間があり、この期間中に全話を無料で視聴することが可能です。

さらに、月額550円（税込）というリーズナブルな価格で、多くのアニメ作品を楽しむことができます。

また、初回登録時には550ポイントが付与され、これを利用して有料コンテンツの視聴や電子書籍の購入などに充てることもできます。

ぜひ、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るDMM TVの公式サイトをご確認ください。

【呪術廻戦】見る順番は公開順で！それぞれのあらすじと見どころ紹介！

1期のあらすじと見どころ紹介！

呪術廻戦1期は、全24話構成で、主人公・虎杖悠仁が呪術の世界に飛び込むきっかけから、仲間との出会い、そして幾多の試練を通して成長していく姿が描かれます。

前半（第1クール）は、虎杖が両面宿儺の指を飲み込んでしまったことで特級呪物の力を宿し、呪術師になる道を選ぶところから物語が始まります。伏黒恵や釘崎野薔薇といった仲間との出会いを経て、呪術高専での訓練や任務に挑んでいく展開です。

特に印象的なのは、虎杖と呪霊との初戦闘、そして“宿儺”との緊張感ある関係性です。

後半（第2クール）では、京都校との交流戦を通じて、同世代の呪術師たちとの切磋琢磨が描かれます。東堂葵とのやり取りや共闘シーン、そして呪胎九相図編では高専メンバーがそれぞれの実力を発揮し、呪霊との壮絶な戦いが繰り広げられます。

見どころは、呪術によるバトルの迫力、キャラ同士の掛け合い、そしてそれぞれの過去に隠されたドラマ性です。特に七海建人の活躍や、釘崎の決意を秘めた戦闘シーンは、シリーズ全体の中でも高評価を得ています。

1期は、呪術廻戦という作品の世界観や基本的なルール、キャラクターたちの絆を知る上での土台となる大切な章と言えるでしょう。

2期のあらすじと見どころ紹介！

呪術廻戦2期は、大きく「懐玉・玉折編」と「渋谷事変編」の2つに分かれ、それぞれに異なる時代背景と物語の軸があります。

前半の「懐玉・玉折編」は、現在の物語より12年前に遡り、五条悟と夏油傑の高専時代を描いています。天元と呼ばれる存在の適合者・天内理子を巡る護衛任務をきっかけに、五条と夏油の信念や立場に大きなズレが生じていく過程が丁寧に描写されます。

中でも注目すべきは、禪院甚爾（伏黒恵の父）の圧倒的な存在感と、最強と言われる五条が初めて”無下限呪術”を完全に使いこなす覚醒シーンです。五条と夏油が親友でありながら、後に敵対する関係へと変化する心理的描写は視聴者の心に深く刺さるものがあります。

後半の「渋谷事変編」では、舞台を現代に戻し、夏油（の姿をした別の存在）率いる呪詛師・呪霊たちが仕掛けた渋谷駅封鎖事件が中心となります。一般人を大量に巻き込みながら、五条の封印を目的とする壮大な呪術テロが展開されます。

渋谷事変では、虎杖や伏黒、七海、釘崎など高専メンバーがそれぞれの戦いに挑み、多くのキャラが命を落とす過酷な展開が続きます。特に、五条が”獄門疆”によって封印される瞬間や、釘崎が戦闘で重傷を負う場面はシリーズ屈指の衝撃シーンといえます。

また、虎杖と真人の因縁の戦いが決着を見る重要なエピソードでもあり、シリーズの転換点として非常に重要な章となっています。

アクション・心理描写・演出すべての面でクオリティが高く、1期を超える迫力と緊張感に満ちたシーズンとして多くのファンに支持されています。

劇場版０のあらすじと見どころ紹介！

劇場版『呪術廻戦0』は、本編の1年前を描いた前日譚で、現在、呪術高専2年の乙骨憂太が主人公の物語です。

乙骨は、幼なじみ・祈本里香の霊に取り憑かれ、強大な呪力を持つ存在として他人との関わりを避けて生きてきました。

五条悟に導かれ呪術高専に入学した乙骨は、真希、狗巻、パンダといった仲間と出会いながら、自分の力と向き合っていきます。一方、夏油傑が”非術師の抹消”を掲げて百鬼夜行を計画し、乙骨との戦いに突入します。

本作の見どころは、乙骨の成長物語と、劇場版ならではの迫力あるバトルシーンです。

特に、乙骨と里香の絆、そして仲間との協力によって挑む戦いには感情を揺さぶられる場面が多く、アニメ本編を補完する重要な位置づけとなっています。

この夏、第2期総集編の劇場版公開！

2025年夏、呪術廻戦第2期の内容をまとめた総集編の劇場版が公開予定です。

対象となるのは「懐玉・玉折」編で、五条悟と夏油傑の学生時代を振り返る構成になると見られています。

テレビ放送では駆け足だったシーンや細かい心理描写が、劇場向けに再構成・再編集されることで、より深い物語の理解が得られることが期待されます。

また、一部のシーンには新規カットや新録音声が加わる可能性もあり、既に視聴済みのファンにとっても見応えのある内容となりそうです。

劇場の大スクリーンで味わうことにより、呪術廻戦2期の迫力あるバトルや感情のうねりを新鮮に体験できるのが最大の魅力です。まだ観ていない方はもちろん、もう一度物語を振り返りたい方にもおすすめの劇場版です。

アニメ3期制作中！どこまで描かれるか考察してみた

現在制作が進行中の呪術廻戦アニメ3期では、原作でも特に話題となった「死滅回遊編」の内容が描かれると見られています。

対宿儺篇を描く「人外魔境・新宿決戦編」まで含めると、24話前後で収めるのは少し難しいように思います。なので、「人外魔境・新宿決戦編」は4期に持ち越しになるのが濃厚と言えます。

「死滅回遊編」のあらすじ

この編は、渋谷事変での激動の展開を経て、主人公・虎杖悠仁たちがさらなる成長と試練を迎える長編ストーリーです。

死滅回遊は、偽夏油＝羂索（けんじゃく）が仕掛けた呪術師同士のバトルロイヤルで、複数のコロニーを舞台に日本中を巻き込むスケールの大きな戦いが繰り広げられます。

虎杖や伏黒、乙骨憂太をはじめとする既存キャラだけでなく、秤金次、日車寛見、鹿紫雲一など個性豊かな新キャラたちも多数登場し、それぞれのバトルや思想が交錯する群像劇が展開されていきます。

アニメ3期の話数や構成はまだ正式には発表されていませんが、死滅回遊は原作で17巻から24巻の中盤まで続いており、2クール（全24話前後）であれば十分に描き切れるボリュームです。中でも日車との裁判式バトル、秤のパチンコ術式、乙骨の圧倒的な戦闘力など、アニメ映像での再現が非常に楽しみなシーンが多く含まれています。

さらに、3期後半では宿儺と伏黒の因縁が大きく動き出し、呪術廻戦の物語がクライマックスへと進んでいく重要な転換点にもなります。そのため、3期の終盤では宿儺による大規模な破壊行動や、五条復活に向けた準備なども描かれる可能性が高いです。

今後の公式発表にも注目が集まりますが、ストーリー、バトル、キャラクター描写のすべてにおいて見どころ満載のシーズンとなることは間違いありません。原作ファンもアニメ勢も必見のシリーズになるでしょう。

アニメ4期の可能性は？

呪術廻戦アニメ4期の可能性は非常に高いです。

その根拠として、まず原作漫画がすでに完結しており、アニメ制作側がそのラストまでを映像化する意志を持っていると予想できる点が挙げられます。

また、アニメや映画の興行成績、視聴数の高さからも、シリーズとして継続するだけの需要が十分にあることは明白です。

3期で描かれるとされる「死滅回遊編」の次に位置するのが、原作の最終章である「人外魔境・新宿決戦編」です。この編では、復活した五条悟と、伏黒の肉体を乗っ取った宿儺との最終決戦が展開され、呪術廻戦の物語が最終局面に突入します。

仮に制作されるならば、劇場版での公開も十分ありえます。物語のクライマックスであり、完結までの原作の巻数も少ないため、ギリギリ収められる範囲だと思います。

いずれにしても、呪術廻戦の壮大な結末をアニメで見届けたいという声は多く、4期の実現は間違いないと思われます。

まとめ

『呪術廻戦』は、アニメ・劇場版・原作すべてが濃密に繋がった作品であり、視聴順によって物語の印象や理解度が大きく変わります。

初めて観る方には制作意図をそのまま楽しめる公開順での視聴が最もおすすめです。

劇場版『呪術廻戦0』も重要な物語の一部なので、視聴タイミングを逃さず押さえておきましょう。本記事を参考に、自分に合った順番で『呪術廻戦』の世界をじっくりと堪能してください。