現在絶賛アニメ第3期放送中の「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称「リゼロ」。
なろう系の原作小説から始まったこの「リゼロ」ですが、かなりの長寿アニメとなってきたことにより、多くの登場人物の関係性や物語のあらすじがより複雑化してきているため、このサイトで簡潔にわかりやすくまとめていこうと思います。
今回は第1弾として、アニメ1期第1話から第6話までのあらすじです。
リゼロをすでに視聴している方向けに書いた記事ですのでネタバレ前提です。ご注意ください。
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第1~3話あらすじ:異世界転生からエルザ戦まで
物語は、とあるコンビニでスバルが立ち読みをしているシーンから始まります。
このときスバルは、自分自身が窮地に立たされ苦しんでいる妄想に駆られていますが、本人は疲れからくるものだとこのときはあまり気にしていません。
そしてカップ麺とコンポタを買って家路につこうとコンビニを出た直後、唐突に異世界へ飛ばされてしまいます。
ここから、スバルのあまりに壮絶な異世界生活が始まります。
アニメだから良いものの、転生後の生活はあまりにも壮絶で、スバルの持ち前の明るさでなんとか維持されている物語と言っても過言じゃないです。
普通の主人公だったらあまりにも鬱展開が続きすぎて、ここまで人気のアニメにはなってなかっただろうと断言できます。それくらいもう絶望の連続。
「死に戻り」の能力があるという設定上、その能力の行使がメインとなってきますから、必然的にスバルは死に直面する回数が圧倒的に他の作品より高くなってしまいますね。
そんなスバルの最初の試練は、VSエルザ・グランヒルテ。期待値はあまり高くないですね。
あ、リゼロなんでパチネタもちょこちょこ挟んでいこうと思ってますのであしからず。
1~3話あらすじ
転生して最初のシーンは、ルグニカ王国の町スタートです。
お馴染みあの「リンガ」の店は、実はスバルがしばらく街を散策して見つけた店です。なぜかそこがセーブポイントなります。
作中に名前は出てきませんが、序盤に絡んでくるあのチンピラ3人組は「トン、チン、カン」らしい。エンディングに流れるクレジットで知りました。誰がトンで誰がチンとかは知らない。
この3人からエミリアに助けられたスバルは、エミリアの自分が切羽詰まった状況でも他者を見捨てない優しさに惹かれます。
そしてエミリアの大事なものが盗まれ、それを取り戻そうとしていることを知ったスバルは、無事に取り返してエミリアの元に返すことを約束します。
エミリアと共に「ロムじい」の盗品蔵にたどり着いたスバルでしたが、そこではすでにロムじいらしき人物は何ものかに殺されており、それを見た直後に自分も何ものかによって背後から襲われて殺されてしまいます。
こうして「1周目」が終わるのですが、このときスバルは自分が「死に戻り」をしていることに気づいていません。
「2周目」にチンピラ3人衆に出くわしたときも、「さっきの仕返しに来たな」と発言しています。
2周目には盗品蔵のルートを知っているため、1周目よりも早くたどり着き、ロムじいとフェルトにいきさつを説明して徽章を返してもらうよう交渉しますが、そこにフェルトの依頼人エルザが登場します。
エルザもまた、別の依頼人によって徽章を獲得するよう頼まれた人物の一人でした。要するにフェルトは孫請け的な立場ですね。
そしてスバルが持ち出した携帯電話(ミーティア)の価値にエルザ側の資金が及ばず交渉は決裂。
エルザの真意とは?
エルザは素直にその場を立ち去ろうとしますが、最後にスバルに「それをどうするのか?」と尋ね、元の持ち主に返すとスバルが返答した途端、空気が一変します。
フェルトの顔色が変わり、スバルの顔にも冷や汗が浮き出てきます。
「なんだ、関係者なのね。」とエルザが口にした直後、フェルトがスバルを押し倒し、間一髪でエルザの攻撃をかわします。
このシーン、少しわかりづらいですよね。アニメでは行間はキャラの表情や独特な間で伝えられますから。
ここで重要なのは、目の前にいるのが持ち主から盗むよう依頼された人間であるということ。
それを目の前で「持ち主に戻す」と言われたからには黙って見過ごすわけにはいかないという理屈ですね。
原作小説ではこのように書かれています。
「――そういえば、あなたはその徽章を手に入れて、どうするの?」
どこか低い、感情の凍えた問いかけだった。
その響きは甘くスバルの鼓膜を脅迫し、偽証を禁じさせるような錯覚を与えてきた。「ああ、元の持ち主探して返すんだよ。」
言ってしまってから、スバルは自分のあきらかな失言に気づいた。
盗んだ少女と盗みの依頼者の前でそれを持ち主に返すと宣言したのだ。スバルの言葉は、「――なんだ、関係者なのね。」
引用元:Re:ゼロから始める異世界生活第1巻
エルザの冷たい殺意を実行に移させるのに、十分な意味を持っていた。
これは中々私みたいな理解力の低い人間にはわかりづらかった。
だって、別に正当な競売方式で景品を獲得したのであれば、それをその後どうするかは落札者の自由なんだから、競争相手が口出しすることではないと言ってしまえば、確かにそうなのだから。
しかしエルザにとって、その徽章が持ち主に返るということを何故か避けなければならなかった。これは誰がエルザにエミリアから徽章を盗むよう依頼したのかということにも関係するでしょう。
逆に言えば、徽章を獲得したのがエルザと同業でエミリアとは一切関係がなければその場は事なきを得たのだろうか?
いずれにしても、4周目にエミリアがロムじいの家に来た際には、不意打ちでエミリアを殺しにかかっている様子から、どんな手を使ってでも徽章を手に入れたかったのは間違いないだろう。
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1~3話での謎・伏線
嫉妬の魔女・サテラ
1周目にスバルがエミリアに名前を聞いた際、なぜか本名であるエミリアと名乗らずに、偽名である「サテラ」という名前をスバルに伝えます。
3周目に商店街でエミリアを見かけたスバルは「サテラーー!!」と大声でエミリアを呼びますが、周囲の空気がピリつき、当の本人であるエミリアはなんだかかなりキレてる。
「禁忌の象徴、【嫉妬の魔女】。口にするのも憚られる、そんな名で呼ぶなんて!」
いやいや、いくら時間が戻ってるからって、自分が教えた名前じゃん!そんなにキレるくらいの名前を冗談に使っちゃダメでしょ!
どうやら【サテラ】というのは町中から忌み恐れられている存在のよう。
ハリポタでいうところのヴォルデモート的なね。
ハーマイオニーが「私はヴォルデモート。よろしくね。」なんて挨拶してきたらもう完全にやばいやつだよ。関わらない方がいいよ。
アニメでもいまだにその存在が謎に包まれている「嫉妬の魔女・サテラ」。果たしてどのような人物なのでしょうか。
ちなみに、1周目でロムじいの盗品蔵に入る前にスバルが「サテラも俺が声かけるまで入ったらダメだぜ。」と言った直後にエミリアは少し固まって、「あとでちゃんと謝るから」と言っています。
これは自分の名前を偽っていることに対するスバルへの申し訳なさを表すものと思いますので、悪いとは思っているようですね。
エルザの依頼主は?
スバルは4度目の死に戻りで初登場の「ラインハルト」によってエルザから助けられますが、そのラインハルトから「はらわた狩り」というなんとも物騒な異名がエルザに付けられていることを教えられます。
作中でも圧倒的強さを誇っていたエルザ。とてもそんじょそこらの凡人には太刀打ちできないほどの強さを持つエルザを雇い、王選に必要な徽章を狙っていたとすると、それはかなりの重要人物であるに違いありません。
ここではラインハルトのさらに圧倒的な武力によってエルザを撃退しますが、今後作中に再び登場することはあるのでしょうか。注目ですね。
フェルトの正体
フェルトはエルザに依頼されてエミリアから徽章を盗んだ張本人です。
エルザとの一戦が終わってロズワール邸にてルグニカ王国の現状を話しているシーンで、エミリアが徽章について触れています。
なんでも、王にふさわしいかどうか、それを確かめる試金石とのこと。
そうでないものが持つとどうなるのかは分かりませんが、ラインハルトは恐らく、フェルトがそれを持っていた時に、埋め込まれた石が何らかの反応を示していた、もしくは示さなかったことに対して強く反応したのでしょう。
フェルトは孤児であり、この荒れた村で盗人をして貧しい暮らしをしていましたが、どうやら王家に関わる血筋を持っていそうです。今後の再登場に期待ですね。
エルザの声優について
個人的に私が気づいて嬉しかったのはエルザの声優さんについてです。
エルザの声と喋り方、めちゃくちゃ既視感(既聴感?)があったんだけど、「うわぁ~、これどっかで聞き覚えのある声だけど、誰だっけなあ~」くらいの感じで見てました。
そしてピンときた。あ、これ山岸由香子(ジョジョ4部)じゃん!
とくに「~なのだけれど」とかの語尾が全く一緒!
調べてみたら案の定「能登麻美子」さんという声優さんでした。
これは嬉しかった!
自分で「あ、このCV〇〇さんだ」って気づけると嬉しいですよね。逆に、え!この人だったの?と後で気づかされるのも面白い。
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まとめ
いかがでしたか?今回はスバルが異世界に転生してからエルザ戦に挑むまでのあらすじや伏線をまとめてみました!
リゼロは異世界ものでありながら、主人公が結構メタ発言を繰り返すところとか、ユーモアに富んだ作品であるところが魅力だと思います。
次回はロズワール邸での話からですね。