今回は「Re:ゼロから始める異世界生活」のあらすじまとめ第2弾です。
エルザ戦を無事(?)終えて、ロズワール邸の住人の信頼を勝ち取るべく奮闘するスバルの姿が描かれます。
一段落ついたのも束の間、さらなる試練がスバルを待ち受けています。
また、新たなキャラクターが登場し、さらにリゼロという神作品に深みを増してくれています。個性的な面々がメインヒロインを差し置いて目立ち過ぎな気もしますが、それもまたリゼロの醍醐味と言っても過言ではないでしょう。
さらには、ロズワール邸のみんなと信頼関係を強くしながら成長していく主人公や、嫉妬の魔女の正体に言及したり、ラムとレムの悲しい過去等々、見どころ満載のエピソードとなっていますので、ぜひこのロズワール邸での一幕は再視聴することをおすすめします。
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4~8話あらすじ
ルグニカ王国の現状とエミリアとロズワールの関係
エルザ戦を終えて、エミリアの計らいによりロズワール邸にお世話になることとなったスバルですが、ロズワール邸に住んでいる人々からは、王選の渦中ということもあり、あまりよく思われておらず信用されていません。
そのことが原因で一段落どころか壮絶な死に戻りを繰り返すこととなってしまいます。
住人が一同に会した団欒の場にて、ロズワールより現在のルグニカ王国の現状やエミリアの立場が説明されます。
ロズワール曰く、
「王が消息不明となり、それと同時に血縁者が次々と流行り病で根絶やし状態。現状は賢人会によって国が運営されている」
とのこと。現在は次期王の選出でかなり国がドタバタしているらしい。そこにいきなり現れたスバルは確かに怪しいと言えばあやしい・・・。
ここで見ていて皆さんが気になったであろうことをスバルが代弁してくれる。
「なんで屋敷の主が、エミリアたんを”さん”づけで呼ぶ?」
普通に見ていたらロズワールが屋敷の当主だからそれ以外はみんな「格下」と思っていたら、エミリアはなんとその次期王の候補者でした。
ロズワールは一貴族にすぎないため、当然、エミリアの方が地位は上ということになります。それと同時にメイザース(ロズワールの姓)家の後ろ盾でもあるため、こうしてロズワール邸にかくまわれているということですね。
そしてここで例の徽章についても触れています。
この徽章に埋め込まれている石は、これを持つ者が王たる資格があるかどうか見極める試金石。これを失くせば当然、そんな者に王はまかせられないとなるわけですね。
そう考えると、スバルの功績は相当なものと言えます。
だからこそ、エミリアとロズワールは何でも言ってくれとスバルに促し、スバルの口から出た望みは・・・
「俺をこの屋敷で雇ってくれ!」 へくち。
ロズワール邸にて一回目の死に戻り
使用人として雇われることとなったスバルは、慣れないメイド作業に苦戦しながらも、ラムやレムに教えてもらいながら日々の仕事に奮闘します。
そんな中、スバルが屋敷に来て数日たったある夜、ロズワールとラムが何やら密談しているシーンがあります。
実はロズワールは、エミリアの恩人であるとはいえ、やはりタイミング的に間者(スパイ)の可能性を疑わざるを得ない立場。仕事を教えることとは別に、スバルの間者の可能性を探ることもラムに指示していました。
ラムはロズワールに、間者にしてはあまりに目立ち過ぎているため、その可能性は薄いと返答します。
ロズワール家の信頼を勝ち取るにはまだまだ先は長そうです。
そしてエミリアとの「月が綺麗ですね」のやり取りのあとに眠りにつき、事件は起きます。
ちなみに「月が綺麗ですね」というのは、夏目漱石が「I LOVE YOU」をそういうふうに日本語訳した逸話から、愛していますという意味が込められていると言います。
もちろんエミリアはそんなこと知りませんから「手が届かないところにあるもんね。」というグサッとくるコメントを返します。これは傷つく。
閑話休題。
エミリアとのデートを楽しみに眠りについたスバルでしたが、なぜか死に戻りしていて最初にロズワール邸で目覚めた時に戻ってしまっていました(厳密にはベアトリスに気絶させられたあと)。
セーブポイントがなぜか「リンガの店の前」から、ロズワール邸に変わっているのは後々理由が明らかになるのかな?それとも適当?ご都合?
ロズワール邸2周目
翌朝になったと思ったらラムとレムの反応や手の傷が消えていることから「死の戻り」したことを悟ったスバルは、原因を確かめるべく、もう一度1周目をなぞるように、ロズワールに使用人として雇われ、日々のメイド仕事もこなし、エミリアとのデートの約束にこぎつけます。
多少違うことはあったにしても、大まかな行動をなぞったスバル。いよいよ運命の夜を迎えます。
すると突然、体調が悪くなり誰かに助けを求めようと部屋の外に出ると、今度は明らかに「何者か」に殺されてしまいます。
こうして2周目もあっけなく終えてしまうことになるのです。
ロズワール邸3周目
この2度目の死に戻りによって、徐々に原因が明らかになっていきます。
2周目の最後の夜に感じた急激な寒気によって、1周目は衰弱死したことを悟りましたが、2周目は明らかに襲撃者がいました。
これによってスバルは、自分だけではなく、王選がらみで屋敷全体が狙われていたと勘違いします。
そう、「勘違い」なのです。
後に明らかになりますが、対象はあくまで「スバル」。
しかしまだ2回死んだだけ(他人事)ではなんの手掛かりもつかめていないため、2周目までと違い、使用人ではなく食客としてロズワール家に居座ることにします。まあ、要するにただの居候ですね。
使用人として忙しくしていては情報収集ができないため、手掛かりをつかむための時間を作るためにあえて「食客」という選択肢をとるのです。
しかし、これがかえって最悪の選択となってしまいます。
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襲撃者の正体
自分を衰弱死させたのが「呪い」で、2周目に自分を襲ったものが持っていたものが「鎖」であるという手掛かりまでは掴んだものの、まだ犯人は屋敷全体を襲う外部からのものと思っているスバルは、自分が襲われた日に屋敷全体が見渡せる場所で待機することにします。
しかし、そこに現れたのはなんとロズワール家のメイドの一人「レム」でした。
自分では上手くやってたつもりのスバルでしたが、「王選の混乱期に突如として現れた疑わしい人物」であるという思いを拭うことはできていませんでした。
また、もう一つ、レムがスバルを忌み嫌う要因として、スバルが放つ「魔女の匂い」です。
ここまであまりスバルの死に戻りの謎は明かされていませんが、話の流れからすると、スバルの死に戻りは「嫉妬の魔女」によって引き起こされており、いわば、スバルはその魔女に呪われている状態。そのため、スバルからはその魔女の匂いが漂っているということです。
さらに、後の「ラムとレムの過去編」にて魔女との因縁が明らかになりますが、レムはその時の経験から魔女を誰よりも憎んでいます。
このような様々な原因が重なって、レムはスバルを殺すという判断を下しました。
まあ、普通に考えれば、レムの行動は少しどころかかなり行き過ぎている気がしますね。
仮にも自分の主の後ろ盾となっている人の恩人を殺そうというのですから。一メイドが下していい判断じゃないよね。さすがに。
しかし、この悲惨なバトルを乗り越えて、後々メインヒロインの座を奪うほどスバルと親密な関係になるんだから、本当に何が起こるか分からない。
現実には自分を殺そうとしてきた人間とあんなに親密になれるとは到底思えないが、お互いの誤解が解け、試練を乗り越えた2人にしか分からない何かがあるのだろうか。化物語然り(いきなり口にホッチキスを刺してきた人間と付き合えますか?)。
ロズワール邸4周目
3周目もレムに殺されてしまったスバルは、エルザ戦でも経験していない4度目の死を体験したらもう戻れないかもしれないという恐怖と葛藤します。
スバルの最終手段として、ベアトリスに守ってもらうという選択をします。
しかし、スバルに対して敵対心むき出しで強情なあのベアトリスがそう簡単にスバルの言うことを聞いてくれるわけが・・・。
と思ったそこのあなた。それがあるんです!
ベアトリスはエミリアの精霊であるパックと大の仲良しで、パックに嫌われることだけは避けたいところ。
何もしていないスバルに対して鬱陶しいからという理由でマナドレインによりスバルのマナを奪ったベアトリスに何も非がないということはないでしょう。
少しは悪いと思っているベアトリスに対して「パックに言いつけるぞ」と脅して自分を守る契約を結ばせることに成功します。
5日目の朝を迎えるが・・・
スバルの作戦は見事功を奏し、見事魔の4日目の夜を乗り越えることに成功します。
しかし、血相を変えたエミリアに連れられた先にあったのは、呪いによって衰弱死したレムの姿でした。
1日目の死の原因とレムは別
全ての死の原因がレムであると思っていたスバルでしたが、このレムの死によって1日目の衰弱死がレムによるものではないことに気づきます。
そして、ここがまた主人公スバルの愛すべきところですが、いくら自分が憎まれていようとも、やっぱりロズワール邸のみんなが好きなスバルは4度目の死に戻りを自ら選択し、レムを助けるために奮闘することを選ぶのです。
見ている分には、失敗したら何度でも死んでやり直せばいいじゃんとか思っちゃうけど、やっぱり何度も死の苦しみを体験しなきゃいけないと思うと、やっぱり壮絶以外のなにものでもないですよね。
この自分で崖から飛び降りるシーンなんて、直前でベアトリスの髪びよーんとかして茶化してるけど、本当に怖かったと思うよ。
呪いの真相
1日目に自分を衰弱死させた原因がレムではなく、別の呪術師による呪いであるということを知ったスバルは4度目の死に戻りで原因の追及に奮闘します。
ロズワール邸での試練を乗り越えるための条件は2つ
①ロズワール邸の人間の信頼を勝ち取ること。
②呪いを仕掛けた犯人を見つけ出し、撃退すること。
まずは①のロズワール邸の人間の信頼を勝ち取るためには、やはり「食客」のままではダメです。
ラムやレムと一緒に汗水流して働くことによって、自分への信頼を深めてもらおうと一層努力します。
そうした中、ついに衰弱死の真相が明らかになります。
買い物に出かけた村で子供たちと一緒にいた10円ハゲの子犬が、実は「ウルガルム」という魔獣であり、そいつが噛んだ人間を片っ端から呪っていたのです。
4度目も噛まれてしまいますが、レムやラムと共にウルガルムと対峙し、最後はロズワールの援護によってようやくウルガルムを撃退することに成功します。
この一連の共闘によって、レムの信頼も勝ちとることができたスバルは、ロズワール邸で繰り返された死に戻りに終止符を打つことができました。
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まとめ
今回はスバルがロズワール邸にて死に戻りを繰り返す真相についてまとめてみました。
スバルの身に起こることはあまりに理不尽すぎるというのが正直な感想ですね。
次の展開は物語のメインテーマでもある「王選」です。その前に各登場人物についても簡単にまとめた記事を作成しようと思います。
ではまた次の記事で。