【2024年春アニメ】「夜のクラゲは泳げない」のあらすじと感想

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現在アニメ放送中の「夜のクラゲは泳げない」のあらすじや感想を書いていきたいと思います。

春アニメの中では結構見てる人が多い感じで、話の内容やテーマも気になっていたので、今回、あらすじや評判が気になっている方のために感想をまとめてみました。

ぜひ、自分の「よるクラ」に対する感想と比較してみてください。また、随時更新する予定で、Xでもその都度お知らせしますので、気になる方はお越しください

目次

光月まひるはネットで人気のイラストレーターだったが、自信を失い、活動を休止していた。だが彼女が路上の壁に描いたイラストを1人の少女が認めてくれた。彼女は山ノ内花音。アイドルグループの一員だったがネットで炎上した事で脱退、匿名シンガーのJELEEとして活動していた。仲良くなった2人の前に、花音の大ファンだった高梨・キム・アヌーク・めいが現れる。彼女は天才的な作曲家だった。更にまひるの幼馴染で、人気Vtuberの渡瀬キウイも加わる。匿名で活動していた4人の少女アーティストが集い、JELEEというグループを結成。クラゲのように揺蕩いつつ世界に対して輝こうとする。

「夜のクラゲは泳げない」ーWikipedia
出典:「夜のクラゲは泳げない」ー公式サイト

第1話

高校生の女の子たちが「なにもの」かになりたくて奮闘する物語。

1話目を見終わって「これは絶対面白い!」と思った。
誰かが夢に向かって頑張る系の作品って結構好きなんですよね。

ただ、主人公の人物像がはっきり見えてこない・・・。作り込みが浅い?
1話を見た限りだと、幼少期に書いた絵が一度評価されるも、友達に批判されたからそれ以来書くのを辞めてしまった、という事実のみが主人公「まひる」の過去のトラウマとして描写されていましたが、それだけ?って正直思っちゃった。

今後もう少し掘り下げてほしい。

その点、花音は昔アイドルをしていたが炎上がきっかけで引退するも、匿名で今も動画サイトで活動をつづけており、キャラクターに説得力があった。

この2人の考え方の違いは花音がまひるを誘ったシーンで描写されていました。「なにもの」かになろうと奮闘している花音と「普通」の人生で妥協しようとするまひるの2人の対比。

どっちの意見も間違ってないんだけど、あとは「自分への嘘」にどう折り合いをつけていくか。今の筆者にはものすごく刺さるテーマでした。

あとライブ乗っ取ったらダメだよ。

第2話

作曲者が仲間になった。

ちょっとご都合主義すぎやしないかな?
作曲家を探しているところに、花音のアイドル時代のファンだったという「高梨・キム・アヌーク・メイ」がバイト先に現れる。

簡単に仲間になったんじゃ面白くないから少しもったいつけるも結局は「JELEE」の歌の作曲を担当することを了承する。

演奏を見に来てくれた程度で仲間になったシーンでは思わず「なんでやねん!」とツッコミを入れてしまった…。解釈が合わないんじゃなかったの?

一人一人の行動の理由が曖昧なまま進んじゃってる感があるんだよなぁ

ただ、僕の場合はそこまで深く考えずに純粋に作品を楽しむスタイルなのでいいんですけどね。テーマも面白いし。

次はキウイが仲間になるかな?

第3話

動画編集者が仲間になった。

キウイの素性に驚きました。生徒会長でVtuberと大変だろうにすごいなぁ、とか思ってたらまさかの展開。

これまでの1話、2話と比べると面白かった。

ありのままの自分でいることで周囲の人間との間に壁ができてしまい、結果不登校になってしまったキウイ。でもまひるの前では昔の自分を演じるために嘘をついて自分を偽る。こんな闇を抱えたキャラの存在は作品のいいアクセントになってくれると思います。

各キャラクターの心理描写をもう少し掘り下げてほしい部分はある。

ただ、演劇とキウイの現状をリンクさせた演出は良かった!
ありきたりだけど、そういうのでいい。

仲間も揃っていよいよ「JELEE」の本格的な活動に期待です!

第4話

最初は上手くいくけど、徐々に方向性の違いとかで亀裂が入ってくるのかなーとか思ってたら、いきなり花音と他の3人の活動に対する意識に食い違いが生じてしまうという展開に・・・。

最初にそこをクリアにしといてあとは彼女たちが有名になっていく過程を純粋に楽しめるという展開か?(それが面白いかどうかは置いといて)

花音が新曲リリースまでのスケジュールは学生である彼女たちにとってはハードすぎる。流石についていけず彼女たちの関係に亀裂が入るのですが、花音がそこまでやるのにはある理由が。

花音の姉から、自分たちに出会ってから花音が生き生きしているという話を聞いて、花音の気持ちに何とか答えてあげようと徐々に気持ちをひとつにし始めます。

それにしてもまひるさん、気になってる人がいるとは何事ですか⁉

第5話

本格的に「JELEE」の活動が始まったわけだが、どう考えてもイージーすぎる!

少し前まで無名の動画配信者が絵と作曲が変わって意図せず呪いの音楽になったくらいで8万再生は流石に・・・。いや有り得ないとまでは言わないけど、少なくともどうやったら動画が伸びるのかの試行錯誤は見たかった!

このアニメのコンセプトとして「JELEE」自体を取り上げるのではなく、あくまでその中の一人一人にフォーカスしていくっていうならまだ分からなくもないが、だったらあの1話、2話は何だったのか。

「JELEE」にはもう少し困難に直面してほしいです。

そしてまひるの悩みは切実だよな~。

ネットはほんとに辛辣な言葉を容赦なく浴びせてくる。あれは落ち込む。でも今まではただの平凡な女子高生だったのがいきなりインフルエンサーに二次創作してもらえてるのは純粋に喜ぶべきだとは思うけどなー。

ネット上でまひるのイラストが不評の中、はっきりと「JELEE」のイラストレーターはまひる以外あり得ない、と生配信で言ってのけたのはまひるにとって救いだったんじゃないかな。花音の存在は大きい。

余談だけど、まひるが一人のシーンでたびたび起こるキングクリムゾン現象は何。

第6話

一番面白いキャラが登場した。

花音とまひるを引き立たせるためのただのモブじゃなかったんですね。年齢はタイトルのとおり。
メイちゃんの卵ツッコミも地味に面白かった。

みー子のバイトシーンでのまひるの「すごくこう・・・人生だねぇ」というコメントはなんか良かった。
こういう感じで「人生」を歩む背景が欲しいんだけど、やっぱりJELEEは順風満帆すぎるのよ。

あとJELEEはなんかプロデュース的なことしてたかな。
最後に年齢とか子持ちとか全部言っちゃうし。まぁ、よりコアなファンは増えるだろうけど、代償がでかすぎる気が・・・。

第7話

この回ではっきりしたことは、JELEEとしての成り上がりストーリーではなく、彼女たち一人一人の日常に焦点を当てているということだ。あ、もうみんな気づいてた?

いや、それが悪いわけではなく、むしろ良い!

あと、キウイが将来のことをあそこまでこと細かにイメージしていたのは驚いた。そしてその夢の背景にもキウイの今の現状を考えると説得力がなくもない。

ただ、花音の心境はどうだろう。「あれ、私と一緒にアートの道をあゆんでくれないの?」みたいなことにはなってないだろうか。他の2人もそれぞれ別の道を歩みたいらしいし。

そして露骨なお色気回。このアニメのお色気シーンは露骨も露骨ですね。
小春さんは今後彼女たちとどう関わっていくのうでしょうか。

入浴シーンでの一本橋の話は自分の将来や人生への向き合い方みたいなのを示唆していて良かった。
小春の背中の入れ墨を消した跡も、ミステリアスでワケありそうという要素を引き立たせていたと思う。

第8話

いつの間にそんなに月日がながれてたんですか?僕が見逃してただけかな。
やっとJELEEの活動が見れると思ったら、すでにTwitterのフォロワーが8万人…。確かに一人一人の能力が高いから動画のクオリティも高いし必然的にそうなってもおかしくはないけど、簡単すぎる。笑

そして初のライブ回(前回の飛び入り参加を除く)。青い傘はちょっとファンの負担が重すぎやしないかい。そうでもない?で結局無観客ライブかい!笑

何かとツッコミどころが多い作品だけど、やっぱり彼女たちの葛藤と今後の成り行きが気になるから最終話まで見ますよ(^.^)

主人公があまり目立たない作品だけど、この回の終盤で花音の母親から電話が、、、。イラストが認められてオファーかかって良かった。なんの陰謀もなければよいが。

次回に期待です。

第9話

フォロワー10万人おめでとう!(^.^)

この回では、衝撃の真実が明らかになりましたね~。

闇が深くて今までで一番面白かったのではないのでしょうか。

暴力事件の真相が、悪徳ユーチューバーの正体が母親の雪音であるというミスリードを上手く絡めながら明かされていたのはかなり見応えがあって面白かったです。

そしてまひると花音の2人の亀裂。グループで芸能活動をやっているとあるあるなのでしょうか?
今が頑張り時のJELEEにとっては深刻な問題と言えるでしょう。

JELEEとして頑張りたい花音と、自分を成長させるために新しい挑戦に一歩踏み出したいまひる。
両者どちらの気持ちも分かるからこそもどかしい!

ついつい本音をありのままぶつけてしまって落ち込む花音。でも、JELEEのことだけじゃなくて、自分が大好きな絵を描いてくれるまひるを応援したい気持ちも大きいというのが十分に伝わってくる。

だから余計に落ち込むんだろうね。

次回もまひるの顔芸は見れるでしょうか。期待してます。

現在テレビ放送中の「夜のクラゲは泳げない」ですが、どの配信サービスで見逃し配信がされているか調べたところ、以下のサブスクで配信されていることが分かりました。

現在配信中のサービス
  • dアニメストア
  • DMM TV
  • U‐NEXT
  • アニメ放題
  • NETFLIX
  • ABEMA TV
  • AnimeFesta
  • auスマートパスプレミアム
  • Amazon prime video
  • Lemino
  • J:COM STREAM
  • TELASA
  • hulu
  • FOD

この中でも筆者が特におすすめする配信サイトは

・dアニメストア
・DMM TV

この2つのサービスは配信数も多く、月額550円と他のサービスと比べても比較的安価で登録できるためおすすめです!

また、公式サイトにも記載がありますが、この2つのサービスは他のサービスに比べて配信する日時が早いため、いち早く見たい作品をチェックすることができます!

アニメ「夜のクラゲは泳げない」のキャストや主題歌等の情報も紹介します。

原作JELEE
シリーズ構成/脚本屋久ユウキ
監督竹下良平
キャラクター/声優・光月まひる/伊藤美来
・山ノ内花音/高橋李依
・渡瀬キウイ/富田美憂
・高梨・キム・アヌーク・めい/島袋美由利
・みー子/上坂すみれ
・瀬藤メロ/岡崎美保
・柳桃子/首藤志奈
・鈴村あかり/天城サリー
・小春/瀬戸麻沙美
・早川雪音/甲斐田裕子
公式サイト「夜のクラゲは泳げない」公式サイト

1話目冒頭の語りの部分で、この声、どこかで聞いたことあるな思い調べてみるとやっぱりそうで、「五等分の花嫁」の三玖を演じていた「伊藤未来」さんでした。

さすがはプロの声優さんで、作中はしっかりと演じ分けられているのですが、ところどころ聞こえてくる三玖の声にテンション上がってたりします。

OP主題歌:カノエラナ「イロドリ」

このオープニングめちゃくちゃ良くないですか?

特にサビへの導入と終わりの畳みかけがなんともリズミカルで聞いててとてもテンション上がる曲です!

周りに合わせて生きている今のままではダメだと分かっていながらも、もう一歩踏み出すことに勇気が出ずに焦りばかりが増していく不安定な感情を見事に表現している神曲だと思います!

ED主題歌:ツルシマアンナ「1日は25時間。」

こちらも良い曲!

特に作中の彼女たちは学校やバイトの両立でなおさら時間がない中で、夢に向かってMV作成活動をしなければならない。時間なんてあったもんじゃないですよね。

それでも、楽しくて夢中になれる仲間たちとの時間は、彼女たちにとってかけがえのない青春になると思います。そんな彼女たちの日々を見事に表現している曲だと思います。

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この記事を書いた人

アニメ、漫画、映画、小説をこよなく愛する鳥です。
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